皆様、こんにちは。
本学院で受講されている方の過半数が、以下のような社会人の方になります。
・人生で最も真剣に英語を学習したのが大学受験の時であり、その時が英語力のピークだった。
・最近、仕事で英語力を必要とする場面が増えてきた( or 今後、英語力が必要になる)が、数年間英語に接していないため、不安だ。
・学生時代に学んだ英語を忘れており、何から始めればよいか分からない…
本日は、そのようなビジネスパーソンの方へ向けて、初級・ビジネス英語の学習法を紹介します。
なお、「無料体験レッスン」にご参加くださいますと、詳細を体感していただけますので、是非ご予約下さい。
1. ビジネスパーソンが習得すべき英語力
海外企業とのコラボでは、メールのやり取り、オンライン会議などで、英語が必要となります。また、社内資料の過半数が英語、もしくは上司が外国人、というケースも増えてきています。その場合、次の英語力が必要になります。
・相手の発話を瞬時にかつ正確に理解できる。
(会議中の聞き返しを頻発すれば、評価が下がります。)
・メールの文面、英文資料を瞬時にかつ正確に理解できる。
(読む速度が遅く、理解度が低ければ、業務に支障が出ます。)
・自分の意図を、正確に伝わる英語でスムーズに発話できる。流暢であれば尚良い。
(スピーキングのレベルが高ければ「英語でのコミュニケーションができる」と認識され、信頼を得やすくなります。)
・自分の意図を、正確に伝わる英語で書くことができる。
(書く力も、メール送信、レポート提出などの際に必須となります。)
このように、ビジネスで英語を使いこなすためには、「読む・聞く・話す・書く」という英語の4技能がバランスよく身に付いていることが必要です。この条件を全てクリアできれば「ビジネス英語の上級者」といえますが、最初からそれを目指すのは無理がありますので、まずは 階段を1段目から着実に登っていきましょう。
2. 初級ビジネス英語の学習法
本日は、「学生時代に英語に真剣に取り組んだが、長年のブランクの為に大部分を忘れている」という方向けの学習法を紹介します。まずは、「特定のビジネスシーンで必要となる専門用語を使用した高度な英語」ではなく、「ビジネス全般で必要となる基礎英語」の習得を目指しましょう。
<Step 1> 基礎英文法の復習
日本語と英語は「語順」が真逆になり、英語を使いこなすためには「英語の語順が身体に染み付いていること」が必須となります。そのためには、中学・高校で学んだ英文法の中で特に重要な部分を復習する必要があります。多忙な社会人の場合、「薄い文法書を一読する」という方法が最もコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
<Step 2> 受信用語彙の復活
語彙力には「受信用語彙(見聞きするときに意味を認識できる語彙)」と「発信用語彙(自分でも使いこなせる語彙)」の2種類があり、まずは「受信用語彙」として習得し、その後の英語体験を通して「発信用語彙」として自分でも使いこなせる状態になります。従って、英語のリハビリ学習の場合も同様であり、まずは「受信用語彙の復活」から始めるのが効率的です。その際に注意しなければいけないポイントは、「必ず例文と共に覚えること」です。例文の中で覚えていない語彙は使えるようにならないからです。『DUO 3.0』は、TOEICよりも易しいですが、英検2級レベルはカバーできていますので、社会人の方のリハビリにお勧めです。
<Step 3> Listeningのトレーニング
ビジネスで英語を使用する場合、英語を理解する力は必須です。本来であれば、「①ゆっくり読んで理解する力の習得 → ②速読力の習得 → ③話される英語を理解」という順番になるのですが、多忙な社会人の場合、①と②をスキップし、ダイレクトに③に入るというのもアリです。学生時代に真剣に英語に取り組まれた方であれば、基礎的なReading学習をスキップし、Listeningトレーニングに着手してもビジネス英語を効率よく習得できるでしょう。ただし、「昔から英語が全く読めません…」という方の場合、読めない英語を耳で聞いて理解することは不可能ですので、Readingを基礎から学習する必要があります。Listeningのトレーニング方法については、以前のブログでアップしていますので、そちらをご覧ください。
■Listeningトレーニング法に関するブログは、コチラ
<Step 4> Speakingのトレーニング
スピーキング力は、ライティング力とリンクしています。実際に、「ゆっくり時間をかけても書くことができない英語」を口から瞬時に発することはできないといえます。従って、本来であれば「①ゆっくり時間をかけて書く力の習得 → ②辞書なしでサクサク書く力の習得 → ③言いたいことを口から発する」という順番になるのですが、多忙な社会人の場合、①と②をスキップし、ダイレクトに③に入るというのもアリです。「高校の授業で英作文をやりました」という方であれば、いきなりSpeakingのトレーニングに着手してもビジネス英語を効率よく習得できるでしょう。ただし、「昔から英作文が全くできません…」という方の場合、書けない英語を口頭で瞬時に表現することは不可能ですので、中学~高校初級レベルの英作文を一通り学習しておく必要があります。
また当然のことながら、Speaking力は「他の人との会話のキャッチボール」の中で伸びていきます。ただし、第一段階では「自分の言いたいことを、やさしい英語で正確に発話する練習」が必要です。言いたいことを表現できなければ、会話のキャッチボールが成立しないからです。そのため、まずは「瞬間口頭英作文(=簡単な日英通訳)」のトレーニングが効果的です。
「瞬間口頭英作文」の教材が出版されていますが、文法学習・受信用語彙の習得・リスニングトレーニングと異なり、英作トレーニングは独学では困難です。「発話した表現が正しいかどうかに関するフィードバックが得られなければ、模範解答の暗記と大差ない」という結果になるからです。
3. 無料体験レッスンのご案内
本学院では、独学では得られないような「かゆいところに手が届くレッスン」を提供しています。ビジネス英語クラスではレッスンの大半がSpeakingですので、「仕事で英会話が必要」という方にはうってつけでしょう。無料体験レッスン、無料相談を随時受け付けていますので、ご興味のある方は是非、ご予約下さい。
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