英語の基礎 第13回 副詞のカタマリ4 — 複合関係詞  by 梅田英会話

目次

以前のブログにて、複合関係詞の名詞用法を扱いました。今回は、複合関係詞の副詞用法を扱います。複合関係詞は、「何でも型(~するものは何でも)」と「譲歩型(たとえ何~しようとも)」に大別でき、以下のように「名詞のカタマリ」と「副詞のカタマリ」に分類できます。

・複合関係代名詞「何でも型」→ 名詞のカタマリ

・複合関係代名詞「譲歩型」 副詞のカタマリ

・複合関係副詞「何でも型」→ 副詞のカタマリ

・複合関係副詞「譲歩型」 → 副詞のカタマリ

今回は副詞のカタマリになるものを扱います。

                                       

■「~するものは何でも」型  = any ~

whenever + SV…                   ~する時はいつでも

wherever + SV…                    ~するところはどこへでも

                                           

■「たとえ何~しようとも」譲歩型 = no matter + 疑問詞

<パターン1>

whatever + (S)V…                 たとえ何~しようとも

who(m)ever + (S)V…            たとえ誰~しようとも

whichever + (S)V…            たとえどれ~しようとも

                                     

<パターン2>

whatever + 名 + (S)V…      たとえどんな名詞~しようとも

whichever + 名 + (S)V…    たとえどちらの名詞~しようとも

whosever + 名 + (S)V…      たとえ誰の名詞~しようとも

                                        

<パターン3>

whenever + SV…                   たとえいつ~しようとも

wherever + SV…                    たとえどこで~しようとも

however + SV…                      たとえどんなに~しようとも

however + 形or副 + SV… たとえどんなに形or副~しようとも

                                               

<例1>

Whenever I’m going on a diet, he sabotages me.  (THIS IS US)

[和訳] 私がダイエットしようとするたびに、彼が私の妨害工作をするの。

<例2

We should try new things no matter how old we are and no matter what happens.

[和訳] 私達は何歳であってもどんなことが起きても、新しいことに挑戦すべきだ。

<例3

Once you’ve ruled out the impossible, > <whatever remains,  however improbable, must be true.                     (SHERLOCK)

[和訳] <いったん不可能なものを取り除いたのなら><残るものが何であろうと><どんなにありそうにないものでもそれが真実に違いないんだ。

                                             

練習問題

次の日本語を英語で言ってみましょう。

1. 赤ちゃんを見るたびに 気持ちが和らぐんだ。

2.彼は英語を話すたびに いくつか間違いをする。

3.私の部屋に来る時はいつでも 事前にお知らせください。

4.どんな理由があろうとも、 そんなことをしてはいけない。

5.たとえ何歳であっても、 何事も遅すぎることはない。 

6.私の先生は、どれだけ頑張って勉強しても 褒めてくれない。

7.あのボクサーは何を食べても 絶対に太らないんだ。

8.何が起こっても、 私たちは時間に間に合わせなければなりません。

9.お好きな時にいつでも、 私のオフィスにお立ち寄りください。

10. どんなに忙しくても、 今夜までにあなたにメールします。

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